パートナーが浮気をしている様子が見られた場合、ほとんどの人はショックを受けて気が動転することでしょう。
浮気問題が起こると夫婦関係が悪化し、離婚に至るケースも少なくありません。
しかし、いくらパートナーが浮気をしたからと言っても、証拠がなければ一方的に離婚を突きつけることはできません。
>離婚するために必要な浮気の証拠とは、どのようなものなのでしょうか? 今回は、浮気を理由に離婚をしたい場合に集めるべき、浮気の証拠について詳しくみていきます。
夫婦のどちらかが浮気をしたら、まず必要なことは証拠を集めることです。
浮気の証拠があれば、圧倒的に裁判を有利に進めることができ、慰謝料の請求も可能です。
どのようなものが浮気の証拠になるのかというと、不貞行為があったと分かるものです。
具体的には、
といったものがあります。
上記のものの、どのような内容が浮気の証拠として有効なのかを解説します。
メッセージの場合は、ただ単に好意を寄せているような文面ではなく、不貞行為を連想させるようなワードが必要です。そのような文章を見つけたら、写真に残しておきましょう。
続いて着信履歴ですが、これを浮気の証拠にするのは容易ではありません。
一見、携帯などの通話記録は浮気の証拠になりそうですが、実際は証拠として提示するのは難しいです。
個人情報保護法の観点から、携帯電話の持ち主以外は携帯電話会社に記録を問い合わせても、情報が開示されないからです。
ただし、ファミリー契約等で携帯の契約主だった場合は、ほとんどの携帯電話会社で直近3か月までの通話記録を取り寄せることができます。
通話先の電話番号が全桁表示されない場合などもありますので、これは契約しているところに確認してみてください。
次に日記ですが、パートナーの浮気している事柄を示したもの、パートナーの行動を記録した日記は浮気の証拠になり得ます。
パートナーの日ごろの行動が怪しいと感じた場合は、言動をつぶさに記録された日記をつけることでそれが後から証拠として有利に働きます。ぜひマメに書いてみましょう。
そして写真ですが、写真は一目で浮気の証拠だと分かる重要なアイテムになります。もちろん、ただ単に二人だけで写っているだけでは意味がありません。
二人でホテルに出入りする様子や、不貞現場の写真が、強い証拠写真として扱われます。
ひとつのデータだけでは浮気の証拠として弱いものでも、たくさんあれば認められる証拠というものもあります。
クレジットカードの利用履歴、交通系ICカードの利用履歴、ETCカードの利用履歴や、領収書、賃貸借契約書、GPSのデータといったものがありますが、どれも浮気の証拠を集めるのは大変です。
自分で動く場合は、調べていることが発覚してしまう恐れや、日常生活があるため、自由に動き回ることは難しいでしょう。
そこで、最も浮気の証拠として適しているのが、探偵会社に浮気調査の依頼をすることで手に入る『浮気に関する探偵の報告書』です。
探偵に依頼すれば、常にターゲットを見張り、様々な証拠を集めることができます。
自分で整理したり、報告書形式などにする手間も省けるので、かなり助かるでしょう。
浮気をしているのは確かで証拠が押さえられずに離婚ができなくて困っているという方は、探偵を利用して証拠集めをすることも一つの手です。
浮気が発覚したら、まずは冷静に証拠を収集することを先決に、離婚に向けて動き始めてみましょう。